認知症ケア、 南丹で研修会 記入方法など学ぶ

20080620ninchishou_kenshuu.jpg認知症の研修認知症患者の扱いは、家族など血縁関係が強いほど、感情が先に入り難しいものです。専門の介護師であっても認知症の症状は程度や人により出方が様々で大変複雑であり、対応が難しいものです。

そんな中、記録の方法などを含めた対応方法の研修会がありました。

(6月20日10時9分配信 京都新聞)

  京都府南丹市園部町小桜町の市国際交流会館で19日、認知症の人に対するケアプラン作成の共通手法として、厚生労働省が推進する「認知症ケアマネジメントセンター方式」についての研修会があった。

 同方式は、認知症介護研究・研修東京センター(東京都杉並区)が、福祉施設によって異なるケアプランの作成手法を統一しようと2003年に作成した。

 所定のシートに介護職員や家族などが、認知症の人の様子や生活習慣を記入する。しかし、記入方法が複雑なことから普及せず、口丹波の福祉施設でも導入している所はほとんどない。

研修会は府南丹保健所が初めて企画。2市1町の福祉施設などに勤務するケアマネジャーや看護師ら約90人が参加した。同方式を導入している、南丹市八木町諸畑の認知症対応型グループホーム「ちくりんえん」の片山直紀園長(44)が講演した。

 片山園長は「認知症の人が生き生きと過ごすために、周囲が気持ちを深く理解することが必要。そのためには、この方式を使って、みんなで認知症の人の情報を共有することに意義がある」と話した。この後、参加者たちは、実際にシートに記入して使い方を学んだ。

 

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