11月11日は介護の日

kaigo-day.jpg 介護の日 11月11日昨年(2008年)から11月11日を「介護の日」と定められました。介護サービス利用者とその家族、および介護従事者を支援し、地域の交流を促進することで、介護の認識を深めようと定められました。

「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、 「いい日、いい日」にかけた、覚えやすく、親しみやすい語呂合わせとなっています。

 

この「介護の日」をきっかけに、ご家族で介護について考えてみてはいかがでしょうか。
いざという時にあわてないために、家族で「介護」のイメージを具体的に考え、事前に対処ができていれば安心です。


「介護」を考える上で、参考となるポイントを以下に上げます。

●予防介護

誰でもいつまでも元気で自分のことは自分でできることが一番いいもので、介護を必要としないように予防する「予防介護」が大切です。

この「予防介護」の基本は「栄養バランスのとれた食事」と「適度な運動」の継続です。

「運動」するから「ご飯」がおいしい、ご飯がおいしいから体も丈夫、丈夫な体があるから人生も楽しめる、という基本的な相互作用の循環をいかに長く維持するかということです。

死ぬまで元気でいるためには、三食きちんと摂ることは栄養面でもとてもいいことですし、精神面でも毎日の生活にリズムが生まれて、生き生きとした日々が送れるようになり、高齢になっても身体機能が維持できます。

食事を作る、掃除をするといった、日常的な家事は、結構な運動量になります。暮らしの中で「まめに動くこと」は介護予防の極意かもしれません。

ぜひ積極的に家事をしましょう。特に男性は意識して家事をし、自立を目指してください。また、「立つ」、「座る」、「歩く」という行為はだれもが毎日していることで、特別な運動をすること以上に大切なことなのです。正しい姿勢で積極的に体を動かしましょう!

 

●自分が住む地域の「福祉の資源と機能や利用方法」を知る

介護について考えると必要以上に心配してしまいがちですが、まずはなんでも相談できるところ見つけましょう。お住まいの市町村の保健センターや地域包括支援センターを訪ねて、いろいろある「福祉の資源と機能や利用方法」を聞き、介護を必要とする時がきたらどうすればいいかを知っておけば、いたずらに不安を感じなくて済みます。

また、専門家の視点でアドバイスし、柔軟に対応してくれる「ケアマネージャー」を見つけましょう。


・地域の窓口は以下のURLへ。まずは相談を!

厚生労働省 介護・高齢者福祉ページ
http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/index.html


介護サービス情報支援センター
http://www.espa-shiencenter.org/contents/seido.html


 

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